金沢ねいろクリニック

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崎浦公民館にて講演させていただきました ライン

5月29日、崎浦公民館にて「最期まで自分らしく生きるために〜知っておきたい在宅医療の話」と題した講演をさせていただきました。

実は私は崎浦地区で生まれ育ちました。生まれ育った崎浦地区で、地域の皆さまと「最期まで自分らしく生きること」について語り合えたことは、私自身の心にも深く響く時間となりました。医師としてだけでなく、この地域で育った一人として、少しでも恩返しになればと感じながら、お話しさせていただきました。

当日は約60名もの方々にご参加いただき、会場は満席に近い状態でした。地域の皆さまが在宅医療や人生の最終段階の過ごし方について高い関心を持たれていることを改めて感じました。

講演では、

・在宅医療とはどのような医療なのか(自宅でどこまでの医療が受けられるのか)

・ACP(アドバンス・ケア・プランニング):もしもの時に備えて家族と話し合っておきたいこと

・認知症との向き合い方

などについてお話ししました。

在宅医療というと、「もう治療ができなくなった人のための医療」というイメージを持たれることがあります。しかし実際には、病気や障害があっても住み慣れた地域や自宅で安心して暮らし続けるための医療です。

質疑応答では、「家族が遠方に住んでいても在宅医療は受けられるのか」「認知症が進んだ場合はどうなるのか」など、多くの質問をいただきました。ご自身(ご家族)の体験を通して感じた事を質問していただいた方もいらっしゃいました。皆さまがご自身やご家族の将来について真剣に考えておられることが伝わってきました。

人生の最終章をどこで、どのように過ごしたいのか。その答えは人それぞれです。だからこそ元気なうちから考え、家族や医療・介護関係者と話し合っておくことが大切です。

今回の講演が、地域の皆さまにとって「自分らしく生きること」について考えるきっかけになれば嬉しく思います。ご参加いただいた皆さま、そして開催にご尽力いただいた崎浦公民館の皆さまに心より感謝申し上げます。