金沢ねいろクリニック

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在宅医療とACP、そして自分らしい最期について考える時間 ライン

先日、米泉公民館にて、「最期まで自分らしく生きるために〜知っておきたい在宅医療の話」というテーマで、1時間の講義をさせていただきました。

在宅医療の基本的なお話に加え、今回はACP(アドバンス・ケア・プランニング)についても、当院での具体的な関わりをもとにご紹介しました。あらかじめご本人やご家族と繰り返し対話を重ね、一人一人が大切にしていることを少しずつ言葉にしていくことで、自分らしい最期を迎える準備ができると考えています。その重要性について、一般の方にもっと知っていただければとお伝えしました。

また、超高齢社会の中で避けて通れない認知症との向き合い方についても触れました。認知症はご本人だけでなく、日々を支えるご家族や介護者にとっても大きな負担となることがあります。その中で、医療や介護が関わることで、その負担を少し和らげることができる場面も少なくありません。環境の整え方や関わり方を工夫することで、ご本人の穏やかな時間を守ると同時に、支える側の安心にもつながっていきます。

地域の中で、こうして医療や暮らしについて考える時間を共有できたことをうれしく思います。在宅医療は特別なものではなく、日常の延長にある医療です。その人にとっての「当たり前」を支えることが、「自分らしく生きる」ことにつながっていくのだと思います。

このような機会をいただいたことに感謝しながら、これからも地域の中で、丁寧に言葉を届けていきたいと思います。

※ 講演等の依頼はホームページの問い合わせフォームからお願い致します。

(診療の合間に、可能な限り対応したいと思っています)