金沢ねいろクリニック

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「息苦しい」を在宅で支える ライン

先日、金沢市在宅医療・介護連携支援センター主催の「在宅療養セミナー」で講演をさせていただきました。

今回は 「息苦しい」を在宅で支える〜呼吸器疾患と呼吸リハビリの基本〜  をテーマとして掲げました。

呼吸器専門医として、呼吸器疾患を抱えながら在宅で療養する患者さんを、どのように支えていくのかについてお話ししました。

息苦しさは、患者さんにとって非常につらく、不安の大きい症状です。病気そのものの治療はもちろん、症状を和らげ、日々の生活を少しでも安心して送れるように支えることも大切です。

在宅医療では、医学的な治療だけでなく、息苦しさと付き合いながら生活していくための工夫や支援も欠かせません。

今回は、私から呼吸器疾患の診療や在宅での症状への対応についてお話しするとともに、福祉用具の窓口FLOSの理学療法士、大川雄一郎先生に呼吸リハビリテーションについてご講演いただきました。

呼吸器疾患を抱える患者さんにとって、息苦しさを和らげるための医学的なアプローチと、呼吸リハビリテーションを通じて日常生活を支えるアプローチは、どちらも重要です。それぞれの専門性を生かしながら、患者さんの暮らしを支えていくことの大切さを、あらためて考える機会となりました。

今回のセミナーには、訪問看護師を中心に、ケアマネジャー、医師、リハビリ職など、多くの職種の皆さん(合計100名)にご参加いただきました。

息苦しさという一つの症状に対しても、医師、看護師、理学療法士、ケアマネジャーなど、それぞれの立場からできることがあります。職種を越えて知識や視点を共有することが、患者さんやご家族へのよりよい支援につながっていくのだと思います。

息苦しさを診る。そして、息苦しさを抱えながらも、その人らしく暮らせるように支える。

呼吸器専門医としての知識や経験を地域に還元し、多職種の皆さんと一緒に、患者さんの生活を支えていく。これからも、そんな在宅医療を大切にしていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、そして今回ご講演いただいた大川先生、開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆さま、ありがとうございました。