7月29日、三和公民館で「在宅医療」についてお話しする機会をいただきました。
当日は、地域の皆さん約60名が参加してくださいました。

公民館にこれだけ多くの方が集まり、在宅医療について一緒に考える時間を持てたことを、とても嬉しく思います。
今回も、在宅医療とはどのようなものなのか、どんな病気や状態の方が利用できるのか、そして「最期まで自分らしく暮らす」ということについて、実際の診療で経験したことを交えながらお話ししました。

講演をしながら、あらためて思ったことがあります。
在宅医療というと、どうしても「病院に行けなくなった人のための医療」というイメージがあるかもしれません。
でも、本当はそれだけではありません。
これから、どこで暮らしたいのか。
誰と過ごしたいのか。
どんなふうに毎日を送りたいのか。
そんなことを考えたときに、その選択肢のひとつとして在宅医療がある。
私は、そんなふうに在宅医療を知ってもらえたらと思っています。

講演後には、参加された皆さんからさまざまな質問もいただきました。
一つひとつの質問から、ご自身やご家族のこれからを身近なこととして考えている方が多いことが伝わってきました。
医療は、病院やクリニックの中だけにあるものではありません。
こうして地域の皆さんと同じ場所で、同じ時間を過ごしながら、これからの暮らしについて一緒に考える。
そんな時間も、私にとって大切な「地域の医療」のひとつなのだと思います。
三和公民館の皆さま、そして参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
これからも、地域の中で皆さんの暮らしに寄り添いながら、在宅医療のことを丁寧に伝えていきたいと思います。